Wed
04/16
2008
総合せき損センター

数ヶ月前から鍋の蓋を取ることや、イモなどの皮を剥く動作が困難になったと言う。
母は今年79歳になる。
ホームドクター(内科医)の所へ何時ものように健康診断へ行き、この事を話すと
整形外科を勧められ、MRI検査を受けることになった。
結果、頸椎症性脊髄症と診断され、母が住んでいる所では手術が困難なので、
セカンドオピニオンを、と医師から告げられ紹介状を書いてもらった。
■頸椎症性脊髄症
加齢(母の場合)に伴い、頸椎の変形により脊髄が圧迫され
四肢(手足)の知覚や運動障害が生じる病気。
長い年月生きて来たんだ、身体のどこかに不調は出るであろう。
母は今まで入院の経験が無い、ほんとうに健康な体に恵まれ、今までの人生を歩んで来た。
内科的疾患ではなく整形外科的疾患で、どちらかと言うと良かったと思った。
セカンドオピニオンは何処にしようか・・・、色々な医療機関を探した、
脊椎・脊髄専門の「せき損センター」を詳しく調べてみることにした。

独立行政法人 労働者健康福祉機構は昭和54年わが国初めて総合せき損センターを
スタートさせました・・・、その診療圏が西日本一円と広いので、緊急患者のためヘリポートもあります、
とある。
理学療法・作業療法などのリハビリテーションもしっかり充実している、
母の病症にピッタリの病院だ、それに遠方からの面会者宿泊施設もある。
地図を見ると、山に囲まれた自然の中にその施設はあるようだ。
姉と話し合い、とにかく1日でも早く専門医に診断を仰ごうと、
月曜日の朝1番に診察を受けられる様に、母をこちらに呼び寄せ、その日の朝を待つことにした。
八木山峠を下りしばらくすると、広大な土地にその施設はあった。
担当医は30代の後半くらいの年齢で、的確に所見を伝える言葉の端々に、
私は情熱と自信を感じた。
そして「先ず、検査入院を」と告げられた。
部屋が空き次第、連絡を貰うことになった。


